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分子生物学研究室の小黒美枝子教授がJournal of Crustacean Biologyに学術論文を発表しました(2018/11/8 配信)
分子生物学研究室の小黒美枝子教授がJournal of Crustacean Biologyに学術論文を発表しました。

男鹿半島に生息するカニに寄生する寄生性フジツボ(日本の磯で見かけるフクロムシ)について、
形態観察および分子同定から種を同定しました。
実験室で長期飼育し、幼生の発生、変態時期、性別区別を確立し、次世代シーケンスによるトランスクリプトーム解析により
高発現の遺伝子を捉えました。

この研究により、カニに寄生するフクロムシについては、形態学者と分子生物学者が密接に連携し、和名も含め総合的に調査する必要性を示しました。

論文発表の概要


  • 著者名:Kobayashi Momoko, Yue Him Wong, Mieko Oguro-Okano, N. Dreyer, J.T. Hoeg, R. Yoshida, K. Okano.

  • 研究論文名:Identification, characterization, and larval biology of a rhizocephalan barnacle, Sacculina yatsui Boschma, 1936, from north western Japan(Cirripeida: Sacculinidae)

  • 公表雑誌:Journal of Crustacean Biology, 38(3): 329-340, doi:10.1093/jcbiol/ruy020, 2018



小黒 美枝子(おぐろ みえこ)

分子生物学研究室 教授/理学博士
東京理科大学大学院理学部理学研究科修了後、米国の医療研究機関Mayo Clinic に勤務。

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